湯河原町のマスクスプレーと豊かさの話

写真はマスクスプレーラベンダー50ml。星舟庵のお庭をバックにパチリ

ひのきを蒸留して作った
オリジナルマスクスプレー『ラベンダー』。

ひのきは長野県南木曽にある
木地屋やまとさんからいただいたものです。

ひのきの蒸留水は
ほんとうにおどろくほどの『檜』で

蒸留するときは工房が木の香りで
いっぱいになります。

相性バッチリのひのきとラベンダーが、
氣持ちを包み優しく落ち着けてくれる香りです。

全成分:南木曽産ひのき芳香蒸留水、無水エタノール、ラベンダーEO、マンダリンEO、クラリセージEO

***

マスクスプレーラベンダーの蒸留水は
木地屋やまとさんからいただいたひのきを
蒸留して作りました。

このヒノキの元は何かというと

なんと!

ランプシェードの内側なんです

星舟庵の居間のランプシェード

ランプシェードを購入した際

「このくり抜いた内側のヒノキってまだありますか?」

と、図々しくも聞いてみたら

キレイに保管されていたものを
「どうぞ」と出してくださったんです。

あまりにもキレイなので
けんさんも私も戸惑ったのですが
「ありがとうございます!」
と、遠慮なくいただいてきました(汗)

このランプシェードは
若いひのきで造ったと教えてくれました。

若いと聞いたので
樹齢10年くらいかなと思ったら大間違い!

若い(直径30㎝)というのは
なんと樹齢50~60年の木のことだそう。

さらに驚くことに建築用は
樹齢300年~400年で
直径は60㎝くらいのひのきをいうそう。

年数は6倍なのに
ひのき自体の直径は2倍にしかならない
木とはこんなにも時間を要するのか・・・
と、正幸さんの言葉に

けんさんも私も
しばし固まってしまいました。

上記3枚の写真のランプシェードは
少なくとも50~60年のときを経て

木地師の小椋正幸さんが
ひとつひとつろくろを回し
丁寧に丁寧に大事に大事に造られて
星舟庵にやってきてくれました。

星舟庵の建物もひとつひとつ
素材を大事に造られている
50年経ってもビクともしない。

職人さんの『技』が溢れている空間に
贅沢さと豊かさを感じた喜びなのかな
と、今のところ思っています。

「豊かさってなんだろう」

ずっと考えているけど
いまだに答えはでません。

ただ、
ひとつだけ「そうだな」と思っているのは

「この人から買いたい」

と、感じる『人』から買うということ。

今の世の中はお金を介して
ほしいものを手にいれる仕組みになっています。

だから、
誰かの必要以上の利益のために
自分のお金を使いたくないな
と、思うのです。

「自分の使うお金が誰に流れるか」

そんな視点でモノを選ぶと
世の中が変わっていくとも思うのです。

香りの調香と製作はけんさん
文章と写真は西村じゅんこでした。

こちらは30mlのラベンダー。青い空と紅梅さんと一緒にパチリ

自家製芳香蒸留水で作ったマスクスプレー・ルームフレッシャー

【マスクスプレーとして】
マスクの外側に1プッシュしてから着けると、呼吸がしやすくなったり、氣分転換になります。

【ルームフレッシャーとして】
お客さまがお見えになる前、お部屋の空気の浄化にシュッとひと吹き。お手洗いを氣持ちよく使う演出にも。

【ピロースプレーとして】

毎日、頭を預けているまくら。寝る少し前にシュシュっとすると、寝返りを打つたびに安眠の王道、ラベンダーがふわっと香ります。ひのきの殺菌作用で氣になる匂いの予防にも。

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