長野県南木曽にある
木地屋やまとさんからいただいた
ヒノキを蒸留して作った蒸留水100%
オリジナル石けん『樹精』
木地屋やまとさんの木地師
小椋正幸さんの作品ランプシェードの灯と
湯河原町の『竹紙の翁』さんの作品
竹をすいた竹紙の和紙と一緒にパチリ
*
『樹精』名前のゆらい
今回のヒノキの蒸留水の元は何かというと
なんと!
ランプシェードの内側なんです
星舟庵の客室の灯り
夜、灯を点した感じ。逆側から。正幸さんから電球も教えてもらいました(エジソン電球レトロタイプ60)
温かな灯に照らされ、ご機嫌なダイニングテーブル
別の角度から
ランプシェードを購入した際、
「このくり抜いた内側のヒノキってまだありますか?」
と、図々しく聞いてみたら
キレイに保管されていたものを
「どうぞ」と出してくださったんです
あまりにもキレイなので
KENさんも私も戸惑ったのですが
「ありがとうございます!」
と、遠慮なくいただいてきました(汗)
*
このランプシェードは
若いヒノキで造ったと教えてくれました
若いと聞いたので
樹齢10年くらいかなと思ったら大間違い(恥)
若い(直径30㎝)というのは
なんと樹齢50~60年の木のことだそう
さらに驚くことに建築用は
樹齢300年~400年で
直径は60㎝くらいのヒノキをいうそう
年数は6倍なのに
ヒノキ自体の直径は2倍にしかならない
木とはこんなにも時間を要するのか・・・
と、しばし固まってしまいました
*
最初の写真のランプシェードも
お部屋のランプシェードも
少なくとも50~60年のときを経て
木地師の小椋正幸さんが
ひとつひとつろくろを回し
丁寧に丁寧に大事に大事に造られて
星舟庵にやってきてくれました
ランプシェードを設置し灯を点したとき
ものすごい喜びの感情が
ぐわーーーっと込み上げてきました
*
星舟庵の建物はひとつひとつ
素材を大事に造られている
50年経ってもビクともしない
むしろ
これからがどんどん味が出てくる
と思う
職人さん方の技術が溢れている空間に
豊かさを感じた喜びなのかな
と、今のところ思っています
*
「豊かさってなんだろう?」
ずっと考えているけど
いまだに答えはでません
ただ、ひとつだけ
「そうだな」と思っているのは
「この人から買いたい」
と、思った『人』から買うということ
*
とは言っても『作品』というような
モノはお値段もする
すると、
おいそれと購入する訳にはいきません
だけど、そうすることで
本当に欲しいものしか
買わなくなるんです
だから自分の周りには
本当に欲しいものだけ
になります
そんな風に考えていると
本当に欲しいものって限られている
んだなって、氣が付いたりします
んで、欲しがることが減ると
欠乏感に苛まれることがなくなります
だから、
豊かさを感じられる
な、って
*
正幸さんの作品には
全て正幸さんが宿っています
このお盆も正幸さんの作品
手にとるたびに
正幸さんのお顔が浮かびます
大切に造られたものは
自然と手入れが念入りになります
のせるお料理も
丁寧に盛り付けするようになります
そして、使うときも大事に扱います
お盆にお皿をのせるとき
お盆を持って歩くとき
お客さまへお料理をお出しするとき
歩き方が変わってくる
しぐさが変わってくる
言葉が変わってくる
続けていると氣がつけば
考え方まで不思議と変わってくる
大切に造られたものを使うとは
「自分を大切にする」と繋がっている
そんなことを感じています
*
自分を大切にできたら
自然と人やモノ全てを大切にします
命をいただいていること
そしたら、
みんながみんなを
大切にできる世の中になる
そう思うのです
*
長野県南木曽にある
木地屋やまとさんからいただいた
ヒノキを蒸留して作った蒸留水100%
オリジナル石けん『樹精』
ヒノキの蒸留水は
ほんとうにおどろくほどの『ヒノキ』でした
工房に木の香りでいっぱいになり
まるで樹の精霊が宿ってくれたよう
ヒノキの香りに合わせてのブレンドだけど
なんとも言葉では表せしきれない
高貴な樹の香りに仕上がりました
【精油のブレンド】
フランキンセンス,ティートリー,ラベンダー,シダーウッド,杉,パイン,パチュリー,クラリセージ
石けん製作はKENさん
文章は西村じゅんこでした
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