今年も
どくだみウォーターと
どくだみ石けんを販売します。
今年は、なんと!
湯河原のでこぼこファームさんで
どくだみを摘ませていただきました。
・農薬は使いません
・化学肥料はつかいません
・除草剤はつかいません
という貴重な土地にて
どくだみを摘ませていただいています。
でもね。。。
でこぼこファームさんの魅力は
なんといっても
竹原トモキさんっていう
『人物』だと思うんです。
今年の4月。
はじめてでこぼこファームさんの農園を
見学させていただきました。
畑を柑橘類の樹を
ひとつひとつ
ご紹介くださいました。
また、
・なぜ樹から実はおちるのか?
・なぜレンゲソウがこんなに育っているのか
・レンゲソウは枯れた後どうなるのか
・なぜひよこ豆を育てているのか
・今話してくれている知識はどうやって得ているのか
などなど
質問するたびひとつひとつに
丁寧に答えてくださいました。
そこで一番感じたこと。
なぜ、彼の話はこんなに
【引き込まれる】
のか・・・?
竹原さんの話は
【引き込まれる】
のです。
この感覚が
ずっと氣になって氣になって
仕方ありませんでした。
草刈り中に撮影させていただきました。なんともすてきな笑顔~~
竹原さんの話し方はとてもフラットです。
身振り手ぶり熱を込めて話す感じでもありません。
淡々とした話し方です。
だけど、
その言葉ひとつひとつに
確かに存在するもの。
それは
ほんとう
であるということ。
淡々と語る竹原さんから
どうにもこうにも伝わってくる
【熱】
実際に手を動かしたから。
ほんとうにそう思っているから。
得た知識を『自分の言葉』で話しているから。
だからこそ感じる
【ほんとう】
という魅力。
*
出会って間もない頃のことです。
足をねんざして数週間、
畑に立つことができなかった
竹原さんからの言葉。
「自然は待ってくれない。」
その言葉があまりにもほんとうで
私は何も言葉を返すことが
できませんでした。
ただ、
「今の言葉は記事にしていいですか?」
と聞いただけでした。
だけど、その言葉は
現場を知らない私には重すぎて
すぐに何かを書くことは
どうしてもできませんでした。
*
5月中旬のことです。
でこぼこファームさんの
どくだみを使って
蒸留水(どくだみウォーター)を
販売するにあたって
でこぼこファームの
竹原トモキさんのことを
ひとつの記事にしたいな、
って思って改めてお話を伺いました。
・なぜ農業をやろうと思ったのか
・きっかけはなんだったのか
・でこぼこファームさんという名前の由来
などなど・・・
その話からは
おじいちゃんとの思い出
竹原さんの世界観
をとおして
ひとつひとつにドラマがあって
心がうごくストーリーに
またもや
どんどん引き込まれていきました。
*
そして、
いざ書き始めたけど
「なんか・・・書きたくない。」
と、手が止まりました。
そうなんです。
これらのストーリーは
ぜんぶ、竹原さんから
直接聞いてほしいな
って思うんです。
育てている樹々を見て
農園からの空や海を見て
空氣を感じて
その中で竹原さんの言葉を
受け取ってほしいな
って思うんです。
竹原さんに会いに来てほしいな
って思うんです。
この絶景!湯河原町を一望できるでこぼこファームさんの農園
『除草剤は使いません』
言葉にするとほんの9文字です。
だけど、
それを『現実』にするには
私が知らない
たくさんの時間と
たくさんの『手』が存在していて。
だから、竹原さんの話から感じる
『言葉』と『現実』がおりなす
【ほんとう】
に、私は魅力を感じて
しかたがないのだと思います。
はじめて納品いただいたのはグリーンレモン。フレッシュな香りにトリコになります。今年もお願いしたい~~
おすそ分けいただいたかぐらなんばん。初めて食べたお野菜。ピリッとした辛さがおいしい。ペペロンチーノにしていただきました。(作ったのは健さんね。笑)
竹原さんに初めてあったのは
2022年10月でした。
竹原さんは会うたび、どんどん
大きくなっているように感じます。
ご自身も
「体は変わりましたね。」
と言っていました。
そんな些細な会話からも
言葉や想いから生まれる結果
を感じます。
*
どくだみを摘んでいる数時間、
ずっとずっと
草刈り機の音が響いていました。
その音の中で
どくだみを摘むことができることに
なんともいえない
幸福感がこみ上げてきます。