自分を大事にすることは人を大事にする

ベッタベタなフレーズだけど、

基本中の基本だと思うこと。

 

先日、美容院に行ったとき、

アシスタントの子との

会話の中で氣がついたことです。

 

その子は、

 

もっと年を取ったら私も

都心を離れて暮らしたいと思っているんです。

家、すぐ見つかりましたか?

そういう古くていい家を探すのって、

根氣がいりません?

 

と話してくれたので、

 

根氣ってより、思いの深さかな~

〇ちゃん(アシスタントの子の名前)が、

どのくらい本氣かってことだと思うよ。

 

んで、帰り道に思ったんですね。

 

あーっ!

ガチ返しをしてしまったー。

 

キャッチボール的な会話なんだから、

もっとサラっと話したらいいのに。

 

んで、この次の瞬間に、

思考のクセって抜けないな~って

思いました。

 

私は、彼女との会話について、

 

「ガチ返しをしてしまった

「もっとサラっと話したらいいのに」

 

って、勝手にネガティブになった訳です。

 

でもね!

 

自分が思ったことを

どんな風に話そうかなんて

本来、自由なんですよ。

 

私は、ガチ返しが好き

というか

てきとーに返すことができないんだよーっ。

(声デカイ。笑)

 

だけど、私は

どんな発言が正解

ってところに、

とらわれているんだなぁ~

いまだに、って。

 

言いかえると、

何度払っても払っても

払いきれないくらい

 

「思ったことをいう」

 

ではなく、

 

何を言ったら場が収まるか、

こういうとき一般的にはなんていうのか、

相手はなんて言ってほしいのか

 

で、長いこと生きてきたんだなぁ~

って、改めて氣がつきました。

 

(子どもの頃の家庭環境が、まあまあ複雑だったことと、社会に出てからの人間関係の悩みが背景にあります。)

 

でも、こういうときは、

 

「昔はそうするしかなかったんだよね~

今はもう大丈夫なんだよ~」

 

って、過去に傷ついた自分を

よしよしヾ(・ω・`)

してあげればいい訳です。

 

そういうことを

繰り返していくことで、

自分の傷って

ふわっとほどけていきます。

 

んでんで、

ここで、声を大にして言いたいのは、

 

思ったことを言わないことで、いいことなんてひとつもない!

 

って、ことなんです。

(声がデカイよ。声。笑)

 

場が収まる言葉を言うって、

一瞬、いいことのように思えるんです。

よかったって思えるんです。

なんとなくいい人っぽくなれるし。

その場はね。

 

 

でもね、

飲み込んだ自分の言葉は

自分の中に未消化のまま残る

んですね。

 

 

それが、どんどん蓄積されて

 

私はこんなに我慢しているのに!

 

って、

大爆発に発展して

自分の感情がめちゃくちゃになったり、

(周りもドン引きする。笑)

 

積もり積もると

自律神経が乱れに乱れ、

 

PMSで苦しくなったり、

頭痛に悩まされたり、

氣持ちの浮き沈みに振り回されたり、

ご飯がおいしく食べられなかったり、

よく眠れなかったり、

お肌が荒れたり、

 

人にやさしくできなかったり

 

最終的には、

なんにもいいことないんだよね。

 

元々は、人のためにと思ってやったことが

全然、人のためになっていなくて、

むしろ、みんな不幸になる。笑

 

んで、この件、

一番の問題は、原動力が

いい人って思われたい

って、ところにあることなんだよね。

 

本当に人のことを思って動いていたら

私はこんなに我慢しているのに!

って、爆発しないはずなんです。

 

だって、

やりたくてやっていることだから。

 

やりたくてやっていることに、

人は怒りを感じたりしないです。

 

だから、シンプルに

思ったことを言ったらいいんだよね。

 

それが、結果的に

人を大切にすることだから。

 

とはいっても、

思ったことをそのまま言うって、

いきなりはできないと思う。

 

なので、まず最初は、

 

今の私、取り繕ったな、

とか、

かっこつけたな、

とか、

いい人ぶったな、

とかとか、

 

偽善な自分を受け入れること。

 

相手(その場)のために

自分の氣持ちに蓋をしたことや、

それっぽいことを言った自分を、

決して美化しないこと。

 

そうしたら

未消化にならない。

 

自分で選択した行動だって

自分が納得できているから。

 

長くなってきたので、

そろそろ〆るけど、

 

もし、

自分の中に育ててしまった

「〇〇べき」があったら、

少しづつ、少しづつ

解放していこう。

 

そして、

本当に人を思うのであれば、

自分を大切にしてあげよう。

 

そしたら、

自分も幸せになって

自然と周りも幸せになれるから。

 

星舟庵 西村純子

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