心の傷や痛みを癒した先の未来~山羊座の月が教えてくれたこと

今日は月星座をもとに『心』についてのお話しです。

月星座は、内なる私と戦っていた理由を教えてくれました。月の言葉は「すぅ〜」と腑に落ち、

やりたくないことをやめ、やりたいことをやるという私へ導いてくれたように思います。

月星座とは?

月星座とは、生まれた瞬間に月がどこの星座に位置していたかで決まります。

よくTVや雑誌などの星占いでみる「乙女座」や「山羊座」とは、占星術的には太陽星座といい、人生で目指す方向性を表している星座です。

 

っで、

今日のお話しの『月星座』は

心の奥深いところの欲求

を、表している星座になります。

 

例えば、

・心が満たされること

・充足感を得られる方法

・子どもの頃に作られた感情のパターン

・無意識にとらわれているもの

などなど…

 

ということで、

この先は、私の月星座と経験を例にお話しをしていきたいと思います。

 

月星座が教えてくれるもの

月星座は、手放すものを、教えてくれます。

私の月星座は山羊座なのですが、こんなことが書いてありました。

過度な追い込みは手放し、喜び楽しみながら目標を達成する。

書籍『魂のブループリント』より

 

ギュっと握りしめた手では、欲しいものを掴むことはできないよ、

何かを手に入れたいときは、手放すものがあるよ〜。

山羊座の月が教えてくれたことです。

とはいっても、手放すことはそう簡単ではありません。

手放せないものとは、

幼い頃から自分を守ってくれていたものであることがほとんどだからです。

また、山羊座に月をもつ人には

『努力は報われる。』

という思いが、潜在意識に刻まれています。

例えば

・遊んでいるヒマあったら仕事をする!と、常に追い詰める

・こっちの方が楽かなぁ~と、ラクしようとする自分は許せない

・疲れたけど終わっていないから休んでいい訳がないっ!

 

そして…

 

「ちょっと自分に厳し過ぎなんじゃない?」

という人からの心優しい言葉も、

「ダメな私がサボっていいわけないじゃない!」

言い放ち、自分の殻に閉じこもってしまうパターンが多くあります。

 

(何を隠そう私の話です。笑)

 

山羊座に月を持つ人にとって、掲げた目標とは苦しみに耐えることで達成されると、無意識の域でとらわれている(思い込んでいる)ので、達成したいことが、喩え小さな日常的なことでも、自分を追い込んでしまうのです。

 

月のこだわり

山羊座の月は、社会における役割や意味にこだわります。

そのあたりを思い返してみると、私は高校生の頃、資格取得に情熱を燃やしていました。

独学で日商簿記の2級を取得したときの感覚は、よく覚えています。

先生に褒められても、友達から「じゅんこ、すご〜い」って言われても、

何より、自分がものすごく満たされていました

高校生の私が、「社会を感じる」には資格取得が一番の方法だったのだと思います。

ですが、その後は最終学歴が高卒である自分に長いこと苦しんでいました。

そのコンプレックスは「高学歴の恋人」で埋めようとしていましたが、当然ながらそれは「自分」ではありません。

実家から離れたいという理由で、就職してしまった自分を深く後悔しました。

今は、遅ればせながら大学生になり学ぶ喜びを改めて感じることができています。

だけど、ほんとうの喜びは、過去の自分の後悔を今の自分がきちんと受け取っているところにあるとも思うのです。

「社会に対する自分」は、人からの評価ではなく「自分が納得」することで満たされるのだと、山羊座の月を持つ私のアイデンティティで大きなウエイトを占めているんだと、改めて感じています。

 

さて、

 

ここまで私のホロスコープを例に、山羊座の月について説明してきましたが、その『月のこだわり』を手放すことによって、見えてきた未来がありました。

手放したその先に・・・

30代の私は、言っていることとやっていることが真逆になってしまうことは、日常茶飯事でした。

なぜかというと「こんな風に考えるのはおかしいかも」と、まず思ってしまう思考のクセがあったからです。

「自分の感情が正しいかどうか常に不安」というのも、山羊座に月を持つ人の氣質のひとつです。

ふつーに考えたら、自分の感情に正しいも間違っているもないのにね~笑

こんな風に、山羊座の月にブンブンと振り回されていた30代でしたが、いつしか『表面』と『内面』の交点を見つけ、自分に折り合いがつき、サクサクと順調にことが進み始めていきました。

そして、

40代に入った頃から「疲れたなぁ~」と感じたら「休もう!」と思えるようになりました。

(疲れたら休むって、人として当たり前のことなんだけどね。笑)

また、

『やりたくない』と思う氣持ちを受け入れ、『やりたい!』と感じることをやる

ことができるようにもなりました。

こんなふうに月星座は、

奥底に閉じ込めてしまった感情を解放する

ことで、自分で自分を癒す方法を導いてくれます。

 

そしてそして…

過度に追い込む自分を手放し、自分の感情を受け取った先に見えたものは、自分軸のある世界でした。

 

自分軸のある世界とは?

自分軸を手にすると、自分の思った通りに行動できるようになるんです。

すると不思議なもので、やりたいと思うことは好きで楽しいことになっていくんです。

私のやりたいことは、人から見たら大変なこともあるようですが、好きでやっていることなので、苦しんでいるようには映らないそうです。

なぜかというと、コツコツと積み上げていくことは、山羊座の月を持つひとにとっては、充実感を得られるからなんですね。

40歳を過ぎ、「やらねばならぬ」という追い込みがなくなった現在は、どっしりと穏やかな氣持ちでいられているように感じています。

自分という王国』を築きそこにどっぷりと根を張ることは、まさに山羊座の月が満たされることなんだと感じています。

また月星座は、

奥底に閉じ込めてしまった感情を解放する

ことで、

自分で自分を癒す方法を導いてくれます。

誰もが存在に充分な価値があるんだよ。

 

あとがき~香りと星座の話

星座と精油には関連性があるといわれています。

(参考記事:12星座と香りの話

山羊座の香りには、パチュリーやベチパー、シダーウッド、サイプレスなどがあります。

30代の頃は、パチュリーやベチパーがたまらなく好きでした。

周りから、

「えっ?あの香りが好きなの~?」

と言われても何のその。

どちらかというと、手放せずにギュっと握りしめている感じでした。

ところが!

今はそこまで好きではないんですね。いい香りだとは思うけど、欲してはしていないみたいな。

人は、そのときに必要な香りをいい香りと感じるといいます。

私の好きな香りが変わった理由は、無意識にとらわれたていたものから自分を解き放つこととともに、握りしめていた香りも手放したからかな〜と考えています。

その先には、山羊座の壮大さを受け取れるようになったかも?と感じています。

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