思ったことをそのままできない『カラクリ』

湯河原町の明け方の空と笹@星舟庵の母屋

 

「思ったことをそのままできないカラクリ」

って、話なんだけど

 

結論から言うと、

 

本当にやりたいことが

奥底に隠れてしまいやすい

環境に私たちは生きている

 

ということ。

 

 

私には書き出す習慣があります。

 

始めたのは2017年くらいですが、

 

・その頃からずっと残っていたもの

・なんどもなんども出てきたもの

 

は、以下の3つでした。

 

・自然と調和できる場所に身を置く

・古い日本家屋に住む

・『和』のトリートメントルームを作る

 

この3つを初めて書いたときには、

 

「こんなの夢物語だよなぁ~」

 

って、半笑いだった。

実現できる訳ないよって。

 

お金どうすんの?

自然の中でどうやって収入を得るの?

ゆっくり丁寧に過ごしてたら、

働けないし、大学の勉強もできないよ?

お父さんもお母さんも泣くよ?

 

こんな風に、

『反対する自分の声』しか

あがらなかった。

 

でも、不思議と

ノートから消すことはしなかった。

 

ノートは書いたことを後から見返したとき、違和感があったら二重線で消していくので。)

 

しかも、

書いて1年くらい経った頃から、

 

この3つが叶ったら

どんな生活になるのかなぁ~

って、

 

イメージするようになった。

 

でも、

「できるわけない」

って、反対の声も

相変わらず上がっていた。

 

それが、だんだん

 

「できるわけない」

 

より

 

「叶ったらどうなんだろう?」

 

って、

ワクワクとする時間の方が増えていった。

 

そして、お客さまにも

思いを語るようになっていった。

 

 

 

そしたら

現実になった。

 

(声デカイ。笑)

 

 

 

 

何がいいたいかというと、

 

私は、

 

できる訳ないと思っていたことが

本当にやりたいことだった

 

ということ。

 

なのに

なのにだ!

 

本当にやりたいことなのに、

なぜ、「できるわけない」

と、思ってしまうかというと、

 

自分の本音で生きるよりも

社会の常識や概念、

親の躾がベースとなる

 

・損・得

・正・誤

・良い・悪い

 

などで将来を考えるような教育を

真に受けてしまったから。

 

だから、

人と違ったことを思うと、

 

「それ正解じゃないよ」

 

って、自分で奥にしまってしまう

 

(人と違うとことは『間違い』って、教育を受けているから)

 

でも、本当はやりたいことだから、

何度も意識に上がってくるんだけど、

 

その度に、

「それ正解じゃないよ」

って、自分で否定して押し込める。

 

それを繰り返しているうちに

出てこれないくらい

奥底に入り込んでしまって、

 

いつの間にか、

出そうと思っても

出てこなくなっちゃう。

 

 

つまり

 

 

 

 

 

 

自分どうしたいのか

わからない状態。

 

 

毎回、自分の氣持ちを

否定し続けるのも

疲れちゃうしね。

 

こんな風に

 

本当にやりたいことが

奥底に隠れてしまいやすい

環境を私たちは生きている

 

ということ。

 

これが

思ったことをそのままできないカラクリ

です。

 

でも!

 

人が望む生き方や

何を幸せと感じるかって

人によって違うもの。

 

だから、

世間の常識とされていることより、

 

人から認められる人生ではなく

自分が満足する人生を生きようよ。

その方がめちゃくちゃ楽しいよ。

 

と、声を大にして言います。

(私に向けても込めて文字も大きくしてみました。笑)

 

今あなたがしたい

思ったことそのまま

ってどんなことですか?

 

書き留めておいてみると

あとからおもしろいことが

起きるかもしれません。

 

西村じゅんこ

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