南木曽産のひのき蒸留水100%に
ラベンダーの精油をベースに加えて作った
オリジナル石けん『藍陽』。
星舟庵のお庭の松の木と一緒にパチリ。少し沈みかけた太陽に『陽』の演出をお願いしました。
『藍陽』名前の由来
「うぅ~いい香りぃ~(^。^)」出来上がった瞬間、うっとりしました。
ラベンダーは乙女座(西村じゅんこ)のお守り精油だからなのか、も~ずっと香っていたい感じでした。
また、定期購入(1か月に1回2個石けんが届くちょっとお得な購入システム)お客さまがお声を寄せてくだあったので紹介します。(2022年1月8日追記)
今日から藍陽を使い始めました。香が良すぎてうっとり
泡立ちよく柔らかな肌触りにこれまたうっとり
森を歩いているかのような…お風呂で森林浴を味わったら気分です
ありがとうございます!
乙女座のTさま、かわいい絵文字と一緒に、情景を謳うお声をありがとうございます(*^-^*)
そして、ネーミング。
うむ・・・
石けんを目の前に、あれやこれやメモ紙に書きだしながら、考えていました。
そしたら、急にけんさんが来て私のメモ紙になにやら走り書きをしました。
それが、藍陽。
「ラベンダーの色は藍。ひのきってなんとなく『陽』な感じじゃない?」
「おぉーーーっ!すごいっ!決定♪」
かくしてラベンダー香る石けんは『藍陽』となりました。
藍という文字を調べてみる
「どんな話を書こうかなぁ~」と、『藍』と『陽』の文字を調べてみました。すると、驚くべき事実が!
なんと、藍色とは48色もあるのでした。知ってました?!
画像は「藍のある暮らしはじめよう」さんからお借りしました。ありがとうございます<m(__)m>
『藍』と一言でいってもこれだけある。なんだか、急にじーんときちゃいました。
『ヒト』って生き物も『ヒト』の数だけ個性があって、ひとりたりとも同じ人っていないんだよな~
それなのに、「みんなと同じであること」をこんなに教育しなくたっていいじゃないか・・・。
と、私にずっと付きまとっているテーマというか傷というかなんというかそんなモノをやっぱり思うんです。
(人は自分の考えていることが現実になるってこういうことですね。普段から意識をしていることをひとつの出来事からつなげていくのよね。)
ということで、今日は人が表現をすることについての話を書こうと思います。思いの外、長くなってしまいました。汗
前半部分はアメブロの頃(5.6年くらい前かな)に一回書いたことがあるんだけど、小学校4年生の写生大会の話。前に読んでくれた方、もう一度お付き合いください<m(__)m>
全部違う色で塗った樹の絵の話
小学校4年生の写生大会のこと。
私は公園の奥に居る大きな欅の木を描きました。ちょうど紅葉の時期で葉っぱがキレイに色付いていました。私はその葉の色に感動してヒトリで黙々と描きました。
仕上がった絵を見て、ものすごーーーく満足でした。だけど、提出したら先生にこんな風に言われちゃったんです。
「これは樹じゃないわ。魚みたい。葉ってより鱗ね。これを樹だと思って描いたの?」
もーズタボロですよ。
まあ、確かに今思い出せば教室に張り出された私の絵は浮いていました。確かに確かに『写生』ではなかったと思う。
でも、私にとっては一枚一枚『違う色』に色付いている葉っぱを表現したかったんだよね。一枚として同じ色のない葉の色を。
(やっぱりこうして思い出していてもウルってしてくる。)
絵を描くことについて
小学校低学年のときも「もっとまじめに描きなさい。どうしてみんな点と線なの?」とか言われた氣がする。
しかもわが家(父、母、姉)は、みんな絵が上手で姉に至っては、賞をとるのが当たり前。
しかもしかも、母は「どうしてじゅんちゃんはこんなに絵がヘタっぴなのかしらねぇ~」とか素で言っちゃう人。そりゃ傷口に塩ですよ。
(母は、「できてもできなくてもいいじゃない」って本氣で思っているから、描けなくてもいいと本氣で思っている。数学で29点をとっても何も言わないけど、100点を連発しても褒めない。だからあくまで『思ったこと』を言っているだけで、そこに評価は存在しないんだ。「できてもできなくてもいいじゃない」って本氣て思えるってすごいな、、、と完全に腑に落ちたのは最近のこと。)
こんな風に絵を描くことについて『傷』を通り越して『怖れ』を抱き大人になりました。だいぶ感性に蓋をしてきたと思う。感性を出したら傷つくって隠したと思う。
だからかわからないけど、仕事は経理事務からはじまり、アプリケーション開発やら、CADでの設計図作成とか、そんな『わかりやすい』世界を選んだと思う。
ところが!
人生とは『怖れ』と向き合うようにできているものです。
転職をすることになり(転職の話『影のある転職理由』はこちら)
セラピスト→独立→店舗運営をすることになり、ホームページ作成、POP作り、看板、チラシ、ニュースレターなどなど『絵』を描く現実が突き付けられるのです。内なる私はいいます。
「あなたほんとうは好きでしょう???描きたいんでしょう???」
パソコンで描けばいいし、無料の素材を使ったらいい。なのに手描きをしようとする。描くのが好きなんだよね。怖くて言えないけど。
そして、恐る恐る描いて世に出して「かわいいーっ!」って言ってもらえるようになって、すこーしづつ、すこーしづつ、私に絵を描くことを『許可』していきました。
(今まで私のニュースレターやお手紙、ハガキなどをかわいいって言ってくださった方々、ほんとうにありがとうございます。)
怖れとガチで向き合う
私ね、私の描く絵が好きなんだ。決して上手じゃないけど、好きなんだよね。描きあがった絵を見て「この絵、楽しいよ」ってヒトリで言っている。笑
でも、人に見せるのはやっぱり怖い。
いつか「なにこれ?」って、あの頃のように言われちゃうんじゃないかって怖い。
けんさんが湯河原町の石けん工房の商品に「あなたの絵をラベルにします。作ってください。」っていうので、私は描いてシールを作ったりしています。
だけど、たまに怖れの感情がぐわーーーって出てきて「やだーもう描かない!」って騒ぎます。笑
そこから、
「なんでよ。すごくいい絵だよ?もっと描いてほしいな。」
「いやだ。どこがいいの?何がいいの?私の絵なんて線と点だけだもん。こんな絵、誰だって描けるよ!」←ヒドイ泣き怒りをしている。汗
というやりとりを 何十回も繰り返してきました。
だけど、けんさんがずっと私の中にある怖れと一緒に向き合ってくれました。
「あなたの敬愛するバガボンド。井上雄彦さん。上手だよね?誰が見たってあの画力はすごい。
じゃあ、楽しそうに見ているコジコジはどうなの?
さくらももこさんは、井上雄彦さんと比べたらどうかな?
さくらももこさんが、あれだけ世の中から求められているのってどうしてかな?
楽しい氣持ちになれるからじゃないの?さくらももこさんの絵は人を幸せにしているんじゃないの?
あなたはお客さまから今までなんて言われてきたの?
かわいいって言ってくれているお客さまはどんな顔していた?
みんな幸せそうな顔していたんじゃないの?
幸せとか楽しいってね、上手なんてことをはるかに超えるものなんだよ。
きっとあなたは「楽しいだけじゃだめなの?」って思いをたくさんしてきたから上手にこだわるんだよね。
でも、あなたのしたいことは上手な絵で感動じゃなくて楽しい絵で幸せな氣持ちになりたいんじゃないの?
あなたの絵は模写はできるかもしれない。でもそれは模写ってだけだよ。その絵は絵ってだけで何もない。
あなたはどんな氣持ちで書いているの?その内側にある純粋な氣持ちは誰も真似できないよ。完全なるオリジナルだよ。
『なんかいい』とか『なんか好き』って、すごいことだよ?言ってくれている人は、絵からあなたの純粋な魂を受け取ってくれているんだよ。」
やっぱり否定はイヤだ
ずいぶんと長い記事になっちゃったけど、ここまで付き合ってくださった方。ほんとうにありがとうございます<m(__)m>
やっぱりさ、なんにしても人の表現したものを「否定する」ってヤダな、って思う。
好き嫌いはあっても否定はしないでほしいな、って思う。
(って、言うと何かを否定しているその人を否定することになるのかな?ここはグルグルする。)
私は絵を描くことの悲しい経験から『自分を表現することって?』を、深く深く学んでいっていると思う。まだまだまーーーだ、続いていく。
その人にとって何が大事かなんて、ほんとうのところその人にしかわからない。
だから、相手を思えば思うほど簡単に「わかる」って言いたくないなーって思います。
ただ、わかってもらえない辛さから、普通な感じに『寄せて』いくのは魂は望んでいないんですよね。
なんだかわからなくても説明できなくても、本氣のモノは『なんかいい』ってなるんだよね。
届くのは、本氣のみと思う。
『本氣』ってこと。大事にしたい、自分のも他人のも。
*
そうだ!
藍の話ばかりになっちゃったけど
『陽』を辞書で調べてみました。
日の照らす方。光のさすところ。ひなた。
『藍陽』とは・・・
誰一人として同じ人はおらず
光のさすところは人それぞれ
イラストの子は『藍』の中に自分だけの『陽』を映し出している姿です。
いちおう香りをかいておこうかな。(いちおうって。汗)
【ブレンドの精油】
ラベンダーフランス、ひのき、レモン、クラリセージ、プチグレン
長ーーーい文章を
最後まで読んでくださって
ほんとーーーに
ありがとうございました。
香りの調香・石けん製作はけんさん
文章は西村じゅんこでした。
12月28日完売しました。
ありがとうございます。
1月29日第2弾が決定しました!
完売しました。ありがとうございます。
第3弾
5月28日より販売スタートです!
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