私は科学では解明できないような、目に見えない力の流れに沿う生き方(起きていることに抗わない)を、大事にしています。
そんな価値観を持っている私にとって『宇宙の流れに沿って人生のサイクルがある』という占星術の概念は、とても自然で受け取りやすいものでした。
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例えば月は、物事の時期を教えてくれています。
月の満ち欠けには、このような意味があると言われています。
新月はスタートのタイミング、
満ちていく月は育っていく時間、
満月は「充ちる」タイミング、
欠けていく月は、長期的に物事を考えて計画し、仕込む時間。
私は上記のことを知ってから、
新月に起きることは、
これから満ちていく月と同じように、
充ちていくことだから、
きっとうまくいく!
そう信じるようになりました。
(信じるって大事!)
とすれば、
「大事な日は新月になるようにしよう!」
と考えたくなります。
でも、大事なことは、
『宇宙の流れに沿っていること』
なので、
自分の意思を介入させることは、ちょっと違う氣もするんです。
自分から湧き出てくる「やりたい!」という衝動や欲求に、ただただ流されてみる。
すると、宇宙の流れと自分が、だんだん合ってくるように思うんです。
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ちょっと話はそれますが、『運命』とは『命』を『運んでいただいている』と考えています。
なので、『運んでいただいている』こと、つまり『今与えられている現実』に感謝し受け入れていく。
その先に生まれてくるものが『自分にとって必要なもの』そんな風に思うのです。
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私にとって月齢や星占いは、答え合わせのような存在です。
自分の中で、
・ピンときた
・そう思うから
・なんかいい
などの感覚が、
宇宙的にはどうなんだろう
って、見てみる。
そして、
「宇宙の流れと自分の感じたことが同じだ」
って、ちょっとうれしくなる。
そういう
自分式うれしい
を増やすことが、
人生にいいサイクルを生む
そう思っています。
あとがき
念願の熊野古道へ行ったときのことです。
そのとき、出発時間を変えたくなったんです。
急に。
「今から行こう!」って。
本当は翌日の早朝出発だったのですが、なぜか急に。
「この衝動はなにか?」
と、思って確認したらやっぱり新月でした。
実のところ、熊野古道は新婚旅行でした。
お互い2回目の結婚だったので、
「これからの結婚生活はきっとうまくいく」
そう思いました。笑
そして、熊野の旅は、世界遺産の数々であるにもかかわらず、ヒトハライが起きているのか?って思うくらい、どこを訪れても貸し切りという、不思議な時間でした。
那智の滝(誰もいない)
七里御浜(誰もいない。)
七里御浜(ほんとにいない。)
七里御浜(こっちもいない)
熊野には、自然崇拝の精神を感じられる場所がたくさんあります。
その熊野の土地が歓迎と祝福をくださったと解釈しています。