湘南ゴールド
甘夏の花
ゼラニウム
3種類の蒸留水をブレンドして作った
オリジナル石けん『燦』
星舟庵の横の畑と杉林をバックにパチリ。
*
この香りのブレンドをはじめて香った時
陽が光り輝くもの
が浮かんできました。
でも、この香りから感じる
輝かしさ、明るさ、『光』
を表現する言葉が浮かばなくて
(語彙が乏しいため。汗)
ずっと考えていたら健さんが
「『燦』じゃない?」
って、言って
「それだ…」
ということで、この石けんの名前は
『燦』となりました。
*
『燦』という言葉から
真っ先に浮かぶのは
美空ひばりさんの『愛燦燦』
ではないでしょうか?
私は初めてこの曲を聞いたとき
なんとも言葉で言い表すことが
できない氣持ちになったのですが
年々胸に深く響いてくるようになり
ときには、
最初の『あめ~♪』で涙がほろりと
こぼれてしまうことがあります。
そこに愛があるからこそ
生まれるさまざまな苦労や悲しみ
それらをすべて『ひとつ』として
私の奥底にあるものを
美空ひばりさんの歌唱と
小椋佳さんが描いた
言葉のひとつひとつの奥行きが
ゆさ~ゆさ~と
揺らしてくれているのかな〜
と思っています。
「ここにいるよ~」
って。
*
『燦』を辞書で調べてみたら
鮮やかに輝くさま
と書いてありました。
『愛燦燦』
愛が鮮やかに輝くさま
燦が2回だから
愛が
鮮やかに輝く
鮮やかに輝く
という言葉の意味になります。
年々胸に響いてくるのは
今まで受けてきた様々な形の
『愛』が自分の中で鮮やかに輝くのを
やっと、見つめることができるようになった
やっと、あると認められるようになった
やっと、受け取れるようになった
からなのかな、
と思ったりしています。
*
というのは去年(2021年)のこと。
今回の『燦』は第2弾となります。
というのも、最近
美空ひばりさんの『愛燦燦』を
やっとこさなんとか
”自分の声”で歌えるようになり
また作りたいな~
と思ったからなんです。
美空ひばりさんの愛燦燦を
ボイスレコーダーに録音して
けんさんにきいてもらいました聞いてるうちに
どんどんどんどん眉間のシワが
寄っていってあ、音痴なんだ音痴なんだ
音痴なんだ音痴なんだ
って思ってたら歌い終わった後
うんいい声だ
と言ってくれました人生〜〜〜って嬉しいものですね
— 西村純子_湯河原町の石けん工房・星舟庵 (@kohada_j) May 24, 2022
やっと自分の声で歌えるようになったのは
人は哀しい哀しいものですね
人はかよわいかよわいものですね
人はかわいいかわいいものですね
だからこそ
人生って嬉しいものですね
なんだ、ということを
ほんの少し
少しだけ指先が
ふれられたように感じたから
なのかな、って思っています。
*
湯河原町の石けん工房が
オンラインで販売を始めてから
2022年8月25日で1年となります。
最近はお客さまのお声を
Twitterやメール、LINEなどで
聞かせていただく機会が
ほんとうに増えました。
その度に
「あぁ、この道は合っている」
と、お客さまの声ひとつひとつが
健さんと私を【1つの道】を
照らしてくれています。
それはまさに
愛が
鮮やかに輝く
鮮やかに輝く
愛燦燦…
健さんと私は世の全ての
【愛燦燦】
の下、存在させてもらっている
そう思うのです。
改めまして
心より感謝申し上げます。
星舟庵・湯河原町の石けん工房
西村純子
2022年9月7日完売しました。
ありがとうございます。